ここのめ第3回イベントを開催します
|「クリエイティブ現場における“同意”について考える〜安心・安全をどうやって作っていく?〜」
「クリエイティブ現場における“同意”について考える〜安心・安全をどうやって作っていく?〜」開催!
Creative Studio kokoでは第3回ここのめイベントを開催します。
「つくる・届ける」に関わる人々と、個々に異なる考えや視点、感情を交わしながら、いまここの地点から私たちが生きたい世界への道筋を模索し、エンパワーしあうための場所、“ここのめ”。
テーマは「私たちが今、話してみたいこと。」クリエイティブ制作や表現における企画過程、制作背景、働く環境、そして社会との関わりや私たちにできることについて。ゲストを招いたイベントを実施したり、記事を発信しています
ー
第3回目のテーマは、「クリエイティブ現場における同意について考える」です。
2017年、アメリカで始まった#MeToo運動の広がりとともに、これまで映画やドラマをはじめとするクリエイティブの現場で「ふつう」とされてきた慣習が、演者や関係者の尊厳を傷つけてきたことが日本でも明るみに出ました。
演者や関係者にとってより安心・安全な制作環境を実現するためには、「同意」のプロセスが不可欠です。
しかし、「同意を取る」とは具体的に何を指すのでしょうか。
どのようなシーンで同意が必要なのか、
どの段階で「同意が取れた」と言えるのか、
こうした問いに明確な答えを出すことは容易ではなく、多くの制作現場がいまだ課題を抱えています。
本イベントでは、インティマシー・コーディネーターとして第一線で活躍する浅田智穂さんをお迎えし、こうした問いについて考えます。
現場で身体接触や肌の露出のあるシーンにおいて、俳優と制作者側の仲介者となり、俳優の安全と尊厳を守るインティマシー・コーディネーター。
かれらが現場で実際にどのような役割を果たしてるのか知るとともに、
クリエイティブの現場で、私たちはどのように「安心・安全」を築いていけるのか、
これからの制作現場のあり方を、共に考える機会にできれば幸いです。
ー
こんな方はぜひご参加ください
クリエイティブ現場に携わる方
制作現場で「同意」のあり方にモヤモヤを抱いたことがある方
より良い現場づくりのため誰かと話してみたいと思う方
インティマシー・コーディネーターって聞いたことある。けど詳しく知らない方
ー
Guest:浅田 智穂さん

1998年、University of North Carolina School of the Arts卒業。
2003年、東京国際映画祭にて審査員付き通訳をしたことがきっかけとなり、映画業界と深く関わるようになる。
その後、日米合作の映画企画から撮影、公開時のプレミアに至るまで、通訳として映画の現場に参加。
撮影現場では監督付き通訳として参加するほか、舞台においても、英語圏の演出家、振付家、ダンサーなどと、日本の製作者、キャストとの間の通訳として活動。
2020年、Intimacy Professionals Associationにてインティマシーコーディネーター養成プログラムを修了。Netflix映画『彼女』において、日本初のインティマシーコーディネーターとして作品に参加。その後、数々の映画やドラマに携わる。
代表作にNetflixシリーズ『地面師たち』、Amazon Prime『1122』、映画『怪物』などがある。2025年NHK大河ドラマ『べらぼう』にも参加している。
ー
◎開催日時|2025年2月21日(金) 19:30 – 21:30
19:15 開場
19:30 – 19:40 オープニング・ゲストご紹介
19:40 – 20:15 ゲストトーク
「インティマシー・コーディネーターとは? 同意とは?」
20:15 – 20:30 ブレイクタイム
20:30 – 21:15 参加者ディスカッション
「安心・安全な現場作りのために、私たちにできること」
21:15 – 21:25 参加者からのQ&A
21:25 – 21:30 エンディング
※予定は変更となる場合があります。予めご了承ください。
◎料金|一般:1,500円 学生・障害者者手帳をお持ちの方:無料
感染拡大対策として、ご希望の方は、会場にて手洗い・うがいをしていただくことも可能です。
会場では、定期的な換気・除菌等の準備をいたします。
◎ご注意事項
・お申込後のチケットのキャンセルは承っておりませんのでご了承ください。
・タイムテーブルは、当日の都合により変更になることがあります。
・イベントの様子を映像・写真撮影させていただきます。撮影した映像や写真は、今後の当イベント開催時、ホームページ、SNS、イベントの告知等に使用させていただく予定です。 撮影を希望されない方は、参加申し込みフォームのアンケートにてお知らせください。
・また参加者の皆様によるイベント中の写真撮影等について、当日アナウンス内にてイベントルールをお伝えいたします。ご配慮、ご協力をお願いいたします。
ー
◆こんな場所を目指しています
・それぞれの視点や思考を持ち寄り、一方通行のトーク形式ではなく対話の場を目指しています。
・安心して、自分の意見や感じていることをお話していただけるような空気づくりを大切にしています。
*こちらのイベントでは、ジェンダー自認、性的指向、人種、宗教、障害、年齢、収入など、あらゆるグループに対する、抑圧に基づく差別を許容しません。差別的な言動があった場合、退出をお願いする可能性があります。
*手話通訳をご希望の方は、1週間前までにお申し込み・アンケートフォームにてご相談ください。