NIPPON TV NewBrand “Audire”

Background

「声」を通じ、様々な情報を社会に届ける役割を担うアナウンサー。ニュースやエンタメ、カルチャー、日々あらゆる情報に向き合い、暮らしや生き方、キャリアのあり方など時代の変遷を目の当たりにする瞬間も多い職業であり、特に女性アナウンサーはカメラの前にたち時代と向き合う中で、時に自らのあり方やスタイル、“アナウンサー”という役割やイメージに難しさ・葛藤を抱くシーンが多いという課題がある。コロナ禍において、その存在意義やあり方がさらに揺らぎを見せていた最中、日本テレビの郡司恭子アナウンサーが自身の職業の枠を超えて新たな企画提案を会社に提示し続けていたことと株式会社CEORYの提案により新規事業が生まれようとしたことが交差し、アナウンサーたちのまったく新しい挑戦としてアパレル事業に参入することが決定。“アナウンサー”という存在として、そして“ひとりの個人”として。それぞれの内側にあるのはどんな声か、どんな声を届けたいのか。アナウンサーたちが新たな可能性を模索したいという想いからこのブランドがスタートすることに。

koko’s Work

コンセプト設計にあたって、アナウンス部メンバーの伴走役として参加。ブランドとして掲げる価値観、思想の構築のためのワークショップを実施の上、「Wear the Voice.(心地よい自分を纏う)」を軸とし、女性のあり方や生き方に関する発信も行うブランドとして立ち上げに至った。1st collectionは、自分のためにまとう「凛としたフェミニン」を表現。Audireが定義する“フェミニンさ”とは、心地よい柔らかな空気感。年齢やこれまでの自分に囚われず、心のままにそれぞれがのぞむフェミニンさを纏えますように、女性たちが自由に好きな服を選べるようにという意味が込められている。

Total Produce: CEORY Inc.
Concept Planning+CopyWriting: Asuka Otani
Logo Design: Ayumi Tsuchida (Bangal Dawson)